16歳が作った Evion は、畑の「どこが弱っているか」を見えるようにする

16歳が作った Evion は、畑の「どこが弱っているか」を見えるようにする

16歳が作った Evion は、畑の「どこが弱っているか」を見えるようにする

今回気になったのは、`Evion` という農業向けのAIツールです。

作ったのは、`Rudrojas Kunvar` という16歳の起業家です。話題になったのは、30万ドルのオファーを断ったことでした。

でも、先に見たいのは、その話ではありません。

もっと気になるのは、`Evion` がどんなサービスなのかです。

まず、Evion はどんなものなのか

今回の題材は、`Teen Refused $300,000 to Drop Out of High School and Run AI Startup` という記事です。

記事の要約によると、`Evion` は畑の写真をAIで見て、作物の元気さを色つきの地図で見せてくれるツールです。

たとえば、ふつうのカメラ付きドローンで、畑を上から撮ります。するとAIがその写真を見て、元気な場所と、気になる場所を分けてくれるようです。

緑は元気な場所。赤は気になる場所。そんなふうに、畑の中のちがいが見えるようになるそうです。

写真だけではわかりにくいことを、地図にして見せてくれます。畑の空気を、見える形にする。まず、そこがこのサービスの役目です。

農家は、その地図をどう使うのか

このツールは、ただ「畑の様子を見せる」だけのものではありません。

農家はその地図を見ながら、

  • どこに水がもっと必要そうか
  • どこに肥料が必要そうか
  • どの場所を先に見に行くべきか

を考えやすくなるようです。

つまり、畑ぜんぶに同じように水や肥料をまくのではなく、「ここを先に見よう」「ここを先に手入れしよう」と決めやすくなるわけです。

農業では、こういう小さな差が勝負を分けます。

広い畑を、毎回すみずみまで同じように見るのは大変です。しかも、勘だけで決めると、水や肥料をむだに使ってしまうこともあります。

`Evion` は、そこを見やすくするための道具です。

高い機材ではなく、ふつうのドローンで使えるのが大きい

この事業でもうひとつ気になるのは、使う機材です。

`Evion` は、特別に高いカメラではなく、ふつうのカメラ付きドローンの写真でも使えるように作られているそうです。

ここが、Evion のうまいところです。

もし高い機材が必要なら、使える農家はかなり少なくなります。でも、すでにある手ごろな機材で使えるなら、試しやすさは大きく変わります。

農家が毎日の判断に使える形を目指したサービスです。見せるAIではなく、使えるAI。そんな感じです。

もう使われ始めているのも気になります

`Evion` は、北米、東南アジア、インドの農家にも使われ始めているようです。

まだ、どれくらい広く使われているのか。どの作物で強いのか。料金はこれからどうなるのか。細かいところは、もっと知りたいです。

  • 畑の写真をAIで見る
  • 色つきの地図で状態を出す
  • 水や肥料の判断に役立てる

16歳の挑戦として見る前に、まず農業ツールとしてふつうに中身が気になります。年齢より先に、サービスが気になる。そこがこの事例のよさです。

この事例が話題になったのは、Rudrojas Kunvar が30万ドルのオファーを断り、学校を続けながら進める道を選んだことでした。

その判断も、もちろん気になります。

でも、この記事で先に見たいのは、16歳が話題を作ったことではなく、農業のかなり現実的な困りごとに対して、ちゃんと道具を作っていることです。

むかしからある仕事の中身を見て、ティーンエイジャーがそこに使える形でAIを入れています。

これからどんどんこんな事例がでてくるでしょうね!

参照元


参照元
Teen Refused ,000 to Drop Out of High School and Run AI Startup - Business Insider